「麻酔しますか?注射ですけど痛くはないですよ。」 | 2016.10.03 |
みなさんが歯科が苦手な理由に挙げるものの一つに“痛み”があると思います。
治療によって痛みが生じる場合は麻酔が必要になりますが、
①予め痛みがあるだろうと予想できる場合
②痛みがあるか無いかわからない場合
③痛みを感じることがない治療
以上の3つの場合が考えられます。
①の場合は抜歯や生きている神経を取る処置の場合です。
必ず麻酔が必要になります。
②は神経が生きている歯の虫歯の治療の場合などが考えられます。
虫歯の進行度合いや、個人差によって痛みの感じ方が異なるからです。
そのため私は「麻酔しますか?注射ですけど痛くはないですよ。」と直接お聞きします。
少しでも滲みたり痛みは感じたくないという人や、
麻酔のしびれた感じが苦手だから少しなら痛みを我慢したいという人、それぞれいらっしゃいます。
③は神経が無い歯を削る場合です。
神経がないので痛みを感じることがないので、当然麻酔は必要ありません。
麻酔が苦手な理由の一つに、麻酔自体が痛いというお話もよく聞きますが、
当院での麻酔ではほとんど痛みを感じないと言っていただけることもよくあります。
「最近は針を使わないんですか?」とも聞かれますが、
・予め表面麻酔をして、
・細い針を使い、
・ゆ~~っくり注射することによって、
出来るだけ痛みを感じないように細心の注意を払っています。
もちろん途中で痛みを感じる場合は教えてください。
我慢して治療する必要はありませんよ。