院長コラム
治療説明について
2013-04-24 15:08:24
今回は私の治療方針について語らせてもらいます。ちょっと長くなるかもしれませんがお付き合いください。
治療方法について患者様とご相談する際、
「先生がお考えの一番いい方法でお願いします。」、
「お任せしますのでいい方法で治療してください」とおしゃる方がいらっしゃいます。
信頼していただいて大変ありがたいのですが、私はいつもこのようにお返事します。
「一番いい方法は私には分かりません。ご本人の希望次第です。
状態によって出来る治療・出来ない治療、他の病院を紹介することもあるかもしれません。
それらを含めてすべてご説明します。ご納得いくまで何度でもご相談ください。
ただし、最終的にはご自身で決めてください。」
例えば歯が無くなった場合の治療では、
ブリッジ・取り外しの義歯・インプラントなどがあげられます。
それぞれに長所や短所があり、ご本人が何を一番優先するかによって‘一番良い’治療は異なります。
・違和感が無いのがいい
・残っている歯を削りたくない(削ってもいい)
・見た目もきれいにしたい(見た目は気にしない)
・掃除しやすいのが良い
・手術は避けたい(構わない)
他にも治療期間や費用、保険・保険外の選択も含めると簡単には決められないと思います。
これらをすべて満たすものはなかなかありません。
どんな些細なことでも良いので優先順位や、
「こうしたい」、「これは嫌だ」といった希望をお聞かせください。
その上で可能な治療内容をご提案いたします。
しつこいようですが、最後はご自身で決めてください。
お互いが安心して治療を続けられ事を一番の目標にしています。
どんな些細なことでも構いませんので、何度でもご相談ください!!
☆もちろん痛みや腫れがある場合は、まずは苦痛を取り除くことが最優先です。☆