院長コラム
よくあるご質問 ② むし歯治療について
2026-06-16 16:03:18
よくあるご質問
② むし歯治療について
むし歯は、痛みが出てから治療するものと思われがちですが、実際には症状がないうちに見つかることも多い病気です。
また、すべてのむし歯をすぐ削るわけではありません。
いしだ歯科クリニックでは、患者さんのお口の状態や生活習慣を考慮しながら、できるだけ納得して治療を受けていただけるよう心がけています。
Q. むし歯の原因は何ですか?
A.
むし歯は、
・歯についた細菌
・糖分
・歯の質
・時間
これらが重なることで発生します。
甘いものを食べることだけが原因ではありません。
間食の回数が多い方や、歯磨きが不十分な方、唾液が少ない方などは、むし歯のリスクが高くなることがあります。
患者さんによって原因は異なりますので、当院では治療だけではなく、むし歯になった原因を一緒に考えることも大切にしています。
Q. むし歯はどのように進行しますか?
A.
初期のむし歯は、痛みなどの症状がないことがほとんどです。
進行すると、
①歯の表面が白く濁る
②小さな穴が開く
③冷たいものがしみる
④熱いものもしみる
⑤強い痛みが出る
⑥神経が死んで痛みがなくなる
という経過をたどることがあります。
痛みがなくなったから治ったわけではありません。
むしろ、むし歯が進行している可能性がありますので、早めの受診をおすすめします。
Q. むし歯はどのように診断しますか?
A.
当院では、
・視診
・レントゲン検査
・口腔内写真
・CT検査(必要な場合)
を組み合わせて診断しています。
特に、歯と歯の間のむし歯や、以前治療した歯の内部のむし歯は、見た目だけではわからないことがあります。
必要に応じてCT撮影を行い、できるだけ正確な診断を心がけています。
Q. むし歯は必ず削らなければいけませんか?
A.
いいえ、必ずしも削るとは限りません。
初期のむし歯の場合、
・フッ素の使用
・歯磨き方法の改善
・食生活の見直し
・定期的な経過観察
によって進行を抑えられることがあります。
一方で、
・穴が開いている
・汚れがたまりやすい
・進行が早い
・痛みやしみる症状がある
場合には、削って治療した方が良いこともあります。
当院では、
「削ることによるメリット」と
「削らずに経過を見るメリット」
の両方を説明し、患者さんと相談しながら治療方針を決めています。
Q. むし歯が神経まで進んだ場合はどうなりますか?
A.
むし歯が神経まで進行すると、
・何もしなくても痛い
・夜眠れないほど痛い
・熱いものがしみる
といった症状が出ることがあります。
この場合、神経を取る治療(根管治療)が必要になることがあります。
ただし、神経を取った歯は、
・歯がもろくなる
・再感染することがある
・将来的に抜歯になる可能性がある
というデメリットもあります。
そのため当院では、
できるだけ神経を残せないか
を常に考えながら診断・治療を行っています。
Q. 詰め物や被せ物にはどのような種類がありますか?
A.
詰め物や被せ物には、
【保険診療】
・CAD/CAM冠
・CAD/CAMインレー
・金属の詰め物
・金属の被せ物
【自費診療】
・セラミック
・ジルコニア
などがあります。
それぞれ、
・見た目
・耐久性
・費用
・歯を削る量
が異なります。
当院では、保険・自費に関わらず、それぞれのメリット・デメリットを説明し、患者さんに合った方法をご提案しています。
【関連ブログ記事】
■口腔内スキャナーPrimescanを導入しました
https://shika-ishida.com/blog/primescan-scanner
Q. むし歯は再発することがありますか?
A.
はい、治療した歯でも再びむし歯になることがあります。
特に、
・歯と詰め物の境目
・被せ物の下
・歯と歯の間
は再発しやすい場所です。
そのため、
・毎日の歯磨き
・フッ素の使用
・定期検診
・歯科医院でのクリーニング
が重要になります。
むし歯治療は、
「治したら終わり」
ではなく、
「再発を予防すること」
まで含めて治療だと考えています。
当院では、患者さんができるだけ長くご自身の歯を使い続けられるよう、定期的なメインテナンスをおすすめしています。



