親知らずについて | 2012.08.30 |
親知らずとは、一番奥の歯、つまり永久歯の第三大臼歯のことで、合計4本あります。
みんなが生えるものではなく、全く生えない人や全部揃っていない人もいます。
正常に4本生えてきたらほかの歯と同様に大切にしてください。
親知らずだからと言って必ずしも抜かないといけない訳ではありません。
問題は、生え方の異常な親知らずです。 例えば次のような場合が考えられます。
①真っすぐでなくななめに生えてきた。
このような歯は歯ブラシが届きづらいのでむし歯になりやすいです。 むし歯になったら抜いた方がよいでしょう。
また、異常な生え方のために痛みがあったり、噛み合わせが悪かったりしてほかの歯や顎関節に負担をかけているときがあります。
上の親知らずだけが生えて下の歯がなく、かみ合わせの相手がない場合も抜いてしまった方がよいでしょう。
②歯ぐきの中に潜ったままになっている。
この場合でも親知らずが隣の歯に負担をかけていたり、隣の歯を治療しなければならなかったりするときは抜いた方がよいでしょう。