虫歯を防ぐのは歯ブラシだけではない! デンタルフロスとは? | 2016.07.21 |
「なんとなく面倒」、「難しそう」といったご意見もいただくデンタルフロスですが、
虫歯や口臭を防ぐためには歯ブラシだけでは不十分です。
歯ブラシを丁寧に行っていても、
隣同士の歯が接している部分には毛先が当たらないため、虫歯になりやすい場所の一つです。
毎食後ではなくても、夜寝る前に1回でも良いので行うと効果的です。
順番としては歯ブラシで全体の汚れを取った後に、フロスを使うという順番をお勧めしています。
フロスを使う際は1本づつ順番に行ってください。
勢いよく入れると歯肉を傷つけてしましますので、ゆっくりとこすりながら挿入し、
歯の側面を磨くようにして使ってください。
慣れるまでは挿入しやすいワックス付や、フロス付きのフロスをお勧めします。
初めてフロスを使う方は大変かもしれませんが、
慣れてくると使わない方が気になるという方も大勢いらっしゃいます。
また、歯ブラシできれいになったと思っていても、
フロスを使うと隙間の汚れが残っていて出てくることもよくあるのでフロスはお勧めです。
私は歯の間に食べ物が挟まった時も、爪楊枝ではなくフロスを使います。
どれを選べばいいかわからない、
使い方が難しい、という方へは専門の歯科衛生士が丁寧にご説明しますのでご相談ください。